認定特定非営利活動法人  

 

 風 の 子 会

 
 
創立35周年記念祝賀会

◇移転問題について◇

 
オリンピック開催を契機に動き出した品川再開発事業に伴う港区道路整備事業による新道路開発で、風の子会が入居使用している「カナルサイド高浜」(13階建 23区宿泊施設、区営住宅、生活寮等の複合施設)が取り壊されます。風の子会は平成30年2月末までに出ていかなければなりません。
風の子会はこの問題について、港区障害福祉課と毎月1回会合を積み重ねて対策を検討しています。
移転先としては、公共施設の空きスペースへの移転は厳しく、存続の為に、港区内の民間の賃貸物件への移転を選択せざるをえませんでした。
28年夏場から不動産賃貸物件を探し出しました。今の広さを条件に不動産業者から紹介された港区内の20件のうち、車いす使用者が大半の風の子会が物理的に使用できる物件は、9件でした。うち7件は障害者を受け入れている団体だという事で現地下見も断られました。
現地下見を受け入れてくれた物件2件のうち1件は1階で便利なのですが契約を急いでおり、風の子会では対応できず、あきらめざるを得ませんでした。2件目は、芝浦の運河沿いのビル5階で、広い、明るい、いつでも入れる状態であり、課題であったエレベーターも何とか使用でき、契約できる好物件でした。しかし、それほど急がないにせよ、移転時期となる29年4月以降まで開けておくことは約束できないとのことでした。そして、他に下見申し込みが2件ほど来ているとのことでした。先に契約されたら、この物件もなくなります。
しかし、風の子の40年間の歩みの中で、民間賃貸物件への障害者施設の確保は、所有者や周辺の住民の同意がなかなか得られず、幾度も断念を強いられてきた苦い経験がありあます。このチャンスを逃すと、これ以上の物件との出会いは困難と判断し、臨時総会により29年度のできるだけ早い時期に、芝浦のビル5階へ移転する方針を決定し、この物件の早期確保を決定しました。
29年4月以降の移転ですが、物件確保のためその前から家賃負担を始めます。また、既設のトイレを拡張改修する工事、施設基準を満たす間仕切り工事などは最低限必要です。港区の補助金も期待できるのですが、会として約900万円の負担はさけられません。
人件費の圧縮など苦しいやりくりをしてきた当会にとって、この突発的な財政負担には、長期借入金募集により対応せざるを得ません。29年1月より、無利息、10年分割返済の条件で、長期借入金募集を開始いたします。