風の子、トルコ大使館へ行く
2024.08.21
会報7月号の表紙として、東京国際クルーズターミナルで催されていた『トルコ海軍コルベット艦「TCG KINALIADA(クナルアダ)」一般公開』というイベントのために寄港した軍艦と水兵とメンバーで一緒に撮った写真を使用したので、その会報をトルコの人たちに読んでもらいたいという思いに至り、トルコ大使館へと赴くことにした。7月30日、メンバーは田中、柳川、小野塚、それに職員石黒と木村の計5名で渋谷区のトルコ大使館へと向かった。もちろん事前連絡をして行ったわけだけれど、大使館の人は快く迎え入れてくれて、会報もしっかり受け取ってくれた。館内を案内してくれた武官が1890年に和歌山近海で起きたエルトゥールル号遭難事故について話してくれた。587人が亡くなったけれど、日本人が必死に救助活動した結果69人のトルコ人が助かったらしい。今でもその事故を忘れていない人が多く、だからトルコの人たちは親日家が多いのだとその武官は熱く語ってくれた。最後に武官とがっしり握手を交わしてトルコ大使館を出た。大使館に行くなんてめったにない機会だったけれど、会報を渡すという任務はしっかり果たせたし、とても良い貴重な経験であった。